身体の部屋

丹野麻美に一言

2007 年 5 月 11 日 金曜日

大阪の世界選手権の選考会を兼ねた陸上競技の日本選手権をテレビから録画したものを見た。注目の丹野麻美の走りはどうであったか。

400mは勝ち、200mは2位であった。丹野本人は不本意であったろうとおもう。しかし、私が見るに、明らかに去年よりもスピードがついている。そのスピードをコントロールできていないことが問題ではなかろうか。

本職の400mでは、前半の200mが自分の感覚よりも速すぎるのではないだろうか。それは、200mにおける前半の100mにも同じようにいえる。去年までの感覚で前半を入っていけば、スピードがついている分スピードが出すぎてオーバーペースになっていく。

その結果、持ち味である後半の伸びが、思ったほどではなくなって記録に結びついていない。記録に結びついていないからといって、丹野は何も落胆することはない。力は確実についている。要は、自分の感覚によるペース配分を変えなければならないということである。

例えば、去年まで8割の力感覚で前半を突っ込んでいたのであれば、今年も同じように8割で突っ込めばスピードかついている分速くなりすぎる。丹野本人が狙っている記録から前半の通過ラップを割り出して、そのラップで通過しようとすると、7割か6割の力感覚でもいけると思う。そこの修正が出来れば、狙っている記録は実現できるだろう。

ナンバでいっている「力がつけば、それに伴って運動感覚も変えていかなければならない」ということである。丹野は去年よりも確実にスピードがついている。そのスピードの向上にしたがって、走るときの運動感覚を変えていかなければならない。そうすれば、自ずと記録に結びついていくだろう。

いままでよりも努力感を軽くしても、より速いスピードで走れるはずである。そして、前半をより楽に通過することが出来れば、得意の後半の伸びが冴え日本記録の更新も難しいことではなくなるだろう。

丹野自身が、運動技術のほうの目を向けないで運動感覚に目を向けるよう一言いっておきたかった。丹野を応援するものとして、これからの試合の結果を見守っていきたい。

矢野

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