身体の部屋
敏感すぎる身体
2008 年 11 月 10 日 月曜日二日くらい前に、明け方に右膝の痛みで寝てられなくなり目が覚めた。そして、起きて歩こうとしたら、右膝が痛くてとてもまともに歩けない。前兆はあった、右膝を曲げるとおかしいなと感じ、だんだん右膝が痛くなってきた。しかし、原因はまったく分からない。右膝をぶつけたわけでもないし、捻ったわけでもない。思い当たる節がまったくないのである。
しかし、痛くて歩けないのでは、これから困るのでとりあえず整形外科で診てもらった。骨に異常があれば、それなりの覚悟で治さなければならないから。そして、レントゲンを撮ってもらっても異常なし。右膝に水が溜まっているから痛んでいるということであった。
そういえば昔、酔っ払って右膝を強烈にぶつけて、二~三日動けなかったことがあった。しかし、なぜと思い起こしてみると、少し分かってきた。右膝が痛くなる前に、川越でナンバ歩きの講習会を行った。その講習会で、ナンバ歩きのお手本を見せたのはよかったが、悪い歩き方まで熱心に見せてしまった。悪い歩き方で歩き、階段でも上り下りまで実演した。それ以外に右膝の痛みの原因としては考えられない。
普段は、身体に無理のない歩き方をしているので、古傷の右膝にも水は溜まらない。それが、講習会だと調子に乗って悪い歩き方の実演をしたのがよくない。悪い歩き方がしっかり出来ているから、古傷の右膝に水が溜まって痛くなり、歩けなくなってしまっていたのだ。悪い歩き方も上手に出来ると、身体にしっかり負担がかかることを身を持って知った。ここまで身体が敏感になると、講習会や授業でも悪い動きはほどほどにしないと、自分で自分の身体を壊してしまう。もう悪い動きは、見本で見せないほうがいいかもしれない。例え悪い動きの見本でも、指導者やインストラクターが身体を壊していては、それは明らかに失格である。
悪い動きをやっているときになぜ自分で気がつかなかったかというと、指導するときは指導に集中して見せなければがすべてである。自分の身体と対話している場合ではないのである。それだけ受講生には、誠心誠意向かうようにしている。
それにしても、自分で自分の身体を痛めるとは、俺もやっぱり馬鹿である。自分の馬鹿さ加減に呆れながら、今夜も酒でも飲むしかないか。
11月10日 矢野
