身体の部屋
身体がついてこない
2009 年 5 月 11 日 月曜日今年の春は、本当に天候不順である。三月の中旬にはかなり暖かくなり、例年よりも早く桜が咲き、入学式の頃には散っているだろうと予想された。それが三月下旬から四月の頭にかけて急に寒くなり、桜の開花も入学式に間に合ったので今年の新入生は恵まれている。
そして、順調に暖かくなるのかと思いきや、いつまでストーブがいるの、いつまでセーターが必要なのという日もあり、一向に天候が安定しない。温かい日と寒い日が極端で、一日で気温が10度も違うなどということがある。これでは、身体はビックリする。身体にとっては、急激な変化をいうのは嫌なものである。
自然は、ゆったりと時間をかけて変化していく。それに伴って、身体も環境に適応していくのである。何事においても、急激な変化、劇的な変化というのは、副作用を伴うだろう。自然の変化がゆったりとしてくれなければならないのに、この天候の変動はどうだ。五月の連休中でも、暑い日や寒い日が繰り返された。身体は、戸惑うばかりである。
ここ二三日の暑さはどうだ、まるで夏ではないか。気持ちと着るものは夏支度でも、身体がついてこない。私は、体育の教師という仕事柄、気候や気温には気を使う。それに、仕事の半分は屋外である。暑さや寒さに、対応しなければやってられない。
暑さにしても寒さにしても、それに身体が慣れるには時間がかかる。春先の25度と秋口の25度では、身体での感覚は全然違う。暑さに対して、半ズボンとランニングシャツは用意できても、身体がまだ準備が出来ていない。グランドに出れば汗もかくし日焼けもするが、身体には違和感がある。この違和感が、ナンバ感覚というものだ。ナンバ感覚はあるが、この違和感は時間をかけないと取れない。
この時期、注意しなければならないのは、朝夕と昼間の気温差が激しいことである。何度この時期に風邪を引いて、痛い目に遭ったことか。すぐ半袖になりたがる自分が一番悪いのだが、一年経つと忘れている。風邪を引けば、自分で馬鹿だなと思うのだが、何も学んでいない。
これは自戒の念を込めていうのだが、季節に適応できていない身体を守るのは、余分と思われる着るものを一枚持っておくことである。やはり風邪を引けば、単なる馬鹿でしかない。私も気をつけるので、あなたも是非気をつけてください、単なる馬鹿といわれないためにも。
5月11日 矢野
