心の部屋

ウツ的傾向への対策

2009 年 7 月 15 日 水曜日

学校へ行けない、会社にいけない、人に会えない、それにいつも沈んでいて何をやっても面白くない。元気が湧いてこない、何をやるにしても面倒くさい、自分独りになりたがる、などウツ的な傾向の人が多すぎる。だから、世の中全体に元気がないし、明るくない、生きている楽しみがないように感じられる。こんなにウツ的な傾向が広がっているのは、今までにないのではないだろうか。何とかしなくては。
そこで少し考えてみた。人間という動物は、昼間身体を動かしてこそ正常に活動できるのではないだろうか。夜は、人間にとっては休む時間帯である。エジソンが電球を発明したのは、何も夜をなくそうということではなかったはずである。それなのに、今は夜も活動する時間帯であるかのように、煌々と明かりがともり人工的な昼を演出している。夜に活動していて、人間本来の機能は大丈夫なのか。これも、ウツ的傾向の人間を創り出している大きな原因であるだろう。電球があるのと、それを使って夜も活動しているのはまったく違う話である。
また、小さいときから遊んでいるだろうか。遊ぶというのは、太陽の下、自分たちで工夫をし身体を動かして楽しみを見つけるということである。こういう経験をし、大きくなってもそういう遊びを思いがし、遊んできればウツ的にはなるはずがない。
太陽の効果というのは、七色の中の青は人間を元気にするだの少ししか解明されていない。しかし、動植物を見ても、太陽の人間に与える影響は思っているよりも遥かに大きいと思う。なぜ、部屋にこもるようになったのだろう。紫外線の害などを大げさに脅すように言うよりも、太陽の素晴らしさをなぜ言わない。太陽に当たらないから軟弱になるのだ、それは身体だけでなく心も同じことだ。
そして、自分で遊べるか。ゲームやパソコンで遊ばされるのではなく、自分で遊びを考えられるか。自分で考えて遊ばないから、心は元気をなくしていく。遊びはみんな好きなはずであるが、自分では遊べない。情けない、情けないからウツ的になってくる。自分で、自然の中で遊びを考えればいいじゃないか。それは、いま言われているアウトドアライフとも違う。いまのアウトドアライフは人工的なものが入りすぎている。それではいけない、もっと素朴な自然との触れ合いでなければ。
ウツ的傾向を減らそうとすれば、昼間太陽のもとに連れ出し、自分で遊びを考えさすように見守ってやればいい。太陽も無い部屋の中で向かい合ってカウセリングを行ったところで、何の解決にもならないだろう。それは、人間本来の活動形態ではない。もっと素朴に人間を取り戻さないと、ウツ的傾向を減らすことは出来ない。
困っている人には、心身技術研究所が協力しよう。

7月15日 矢野

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