心の部屋

カウンセリングの一方法として

2009 年 4 月 21 日 火曜日

 いま、学校でも心を病んでいる学生が非常に多い。私に相談に来る学生もいるし、スクールカウンセラーに相談に行く学生もいる。それは、学生が相性の合う人に相談に行けばいいと思う。しかし、相談に行って、どれだけのことが解決されているのだろうか。堂々巡りになっている問題も、かなり多いのではないかと心配する。

 カウンセリングというと、机をはさんで向き合って話をしているのが一般的である。しかし、机をはさんで向き合って話して解決するようなことなら、なにも相談しないでも解決できるのではないだろうか。また、話を聞いているカウンセラーが、自分の知識だけでどんどん先行して独りよがりになっていることも多いと思う。
 私が思うに、部屋を出てカウンセリングを行わないと、効果はないように思える。例えば、一緒に歩きながら話を聞くとか、キャッチボールをしながらとか、サッカーやバスケのパスを行いながらとか、一緒に動きながら話を聞くことがずっと効果があるように思える。
 私も悩みにはのるし、カウンセリングも行う。しかし、これは経験上じっと座って向かいあってカウンセリングを行うよりも、動きながらのほうが効果が上がる。身体を動かすことによって、心も開放しやすくなるのではないだろうか。それを自然の中で行えば、もっと効果が上がるだろうと思う。いま問題になっている「ひきこもり」「登校拒否」「うつ的傾向」など、自然の中に引っ張り出して動きながらカウンセリングを行えば、かなりの確率で解決できると思う。
 それと、カウンセラーでも教師でもいいが、相談を聞くというのは決して技術ではない。その人の人間的大きさがなければ、相談する方も安心できるわけがない。カウンセラーの資格とか、資格さえ取れば誰でもできるということではない。資格を取っていても、全く使い物にならないカウンセラーも大勢いる。これは、私の考え方だが、教員採用試験などというものは全く意味がない。教員とは、立派な人がやればいい。それと同じように、カウンセラーに資格は必要ない。人間的に大きくて話を聞いて、アドバイスができる人がやればいい。資格、資格といって、全くそんなことをやってはいけない人が場違いなことをやっている現状がある。これでは、問題が解決できないばかりでなく、ますます混乱さすことになる。カウンセリングをしながら、自分までおかしくなっているカウンセラーもいるので笑えない。
 誰に相談するかは、一番大事なことだからじっくりと考えた方がいいですよ。

4月21日 矢野

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