心の部屋
心と身体の綱引き
2008 年 6 月 18 日 水曜日心と身体は、微妙に関連しているということはよく言われる。
心の状態が身体に現れたり、身体の状態が心に現われたりする。
心に不安や恐怖感があると、身体は強張ってくる。そして、身体は普段よりも一回り小さくなる。それは、身体に鎧をまとい、何か得体の知れないものから身を守ろうとしているようである。
身体に違和感や痛みがあれば、心はいまひとつ晴れ晴れとしない。身体の重さが、心にのしかかってきて心も閉ざしがちになる。笑おうとしても、引きつった不自然な笑いのなってしまう。
心と身体は、いつもキャッチボールをしているようだ。
では、心と身体の関係を上手く利用するにはどうすればいいか。
身体は鍛えれば、自分で自覚できるくらい強くなっていく。しかし、心を鍛えて、自覚できるか。これは、なかなか自覚できるものではない。では、自覚できるものを信じるか。
身体の強さで心を引っ張っていこうとしても、たかだか知れている。身体の強さは自覚できるが、自覚できるくらいの強さしかないことに気がつく。ここが面白い。数値で表せる、科学的といわれる身体の強さなんて、限界を決めているようなものだ。
心の強さは、測定しがたいし、限界を決めがたい。心は、妥協や諦めなど悪魔の囁きに左右されやすい。しかし半面、決意や意思などどこまで強いかと限界も分からないくらいだ。
我々は、物事に取り組むとき、何かをなそうとするとき、心で身体を引っ張っていくようにしなければ、そこそこのことしか出来ない。気合や決意など心の力を信じて、自分自身を後押ししてやらなければ、たいしたことは出来ない。
心を強くするということに関して、あまりに無関心になっていないだろうか。日本人が、世界に誇れていたのは心の強さではなかったのか。いま一度、心を強くすることに取り組んではどうだろうか。どうすれば自分の心が強くなるかを考えるべきだろう。
少しヒントを上げれば、言い訳をしない、責任を取る、約束は守るなど、自分自身に厳しくあたれば、何かが見えてくると思う。
6月18日 矢野
