教育の部屋
コーチ学の専門家やで
2008 年 11 月 17 日 月曜日我々のことをナンバの専門家と思っている人も多いと思う。確かにナンバには取り組んでいるし、様々に応用発展させてはいる。しかし、なにを隠そう私と長谷川君は、コーチ学の専門家である。
コーチングの専門家とかいろんな人が言っているが、スポーツは学んだのだろうか。コーチングとかコーチ学というのは、スポーツ指導から出てきた言葉のはずである。選手一人ひとりを伸ばすためにどうすればいいか、チームをどう作り上げていけばいいかということがコーチ学である。それを経営や会社の運営に生かすことは出来るが、どこでコーチ学を学んだのだろう。
我々は、筑波大学の体育学部の修士課程でコーチ学を学び身につけ、実際に現場でそれを活かしている。一人の人間の潜在能力を引き出し、なお何を身につけなければならないか、そのためにはどういうふうにすればいいかという事を考えアドバイスをしている。
また、チームや組織はどういうメンバーで、どうやって作っていけば力が発揮できるかという組織論も考えながら取り組んでいる。桐朋中・高のバスケットボール部のクラブ作り運営も我々の現場である。
コーチ学やコーチングというのは、現場を持たない者が机上の理論だけで言っても、それは単なる空論である。理屈でだけなら、何とでも言えるのである。そういう似非理論家が多い。現場に立たないコーチングやコーチ学というものはない。現場を知らないで、何が言えるかということである。
しかし、現場だけでもダメで、どう理論化するかということも考えなければならない。そのために知識も必要になる。実際に指導してみれば、理論通りにいかないことにぶつかる事が多い。現場で起こっていることが事実である。そのとき、どう工夫して難しい場面を切り抜けるかである。まさにナンバの出番である。
コーチ学というのは、人間が好きということが基本になる。そして、人間が成長・発展するためにどういうアドバイスが出来るかということである。自分の好みの型に当てはめていくこととは違う。そこのところを誤解している指導者も多い。
コーチ学の専門家が、ナンバに取り組んでいると理解してもらいたい。だから、人間の様々な活動にナンバを応用しようとしているのである。
コーチ学についての質問があればなんなりと、いつでも応えますから。
11月16日 矢野
