教育の部屋
ダイヤモンドヘッド
2007 年 7 月 20 日 金曜日私は、中学生から老人まで付き合いがあるのですが、私が見て頭が硬いなと思う人のことをダイヤモンドヘッドと呼んでいます。別に、ハワイのダイヤモンドヘッドを馬鹿にしているわけではありませんので悪しからず。
世の中を見回してみるに、頭が硬いほうが、生きていくには楽かもしれません。頭の硬い人は、非常に常識的です。常識なんてものはコロコロ変わるのに、そんなことは気にもとめないで、いかにも自信ありげです。そして、他人が轢いてくれたレールを、何の疑いもなく上手に歩いていきます。肩書きには弱く、名誉欲だけは人一倍です。そのうえ、協調性があるので、誰とでもうまくやっていけます。こう挙げてくると、理想的な人間のように思ってきます。
つまり、イイ子でありイエスマンの代表みたいなものです。しかし、私は大嫌いです。なぜかと言うと、人間として全く面白くない。一緒に酒を飲んでも、二分と持たないと思います。まず、一緒に酒を飲むことはないのですが。私の勝手を言わせてもらうと、一緒に酒も飲めないような人間が存在すること自体が許せないのです。
かといって、なまじ頭が柔らかいとどうなるかと言いますと、あちらこちらで波風を立て、混乱を引き起こし、いろんな人とぶつかります。世の中頭の硬い人間が圧倒的に多いので、結果的にこういうことになるのです。頭は柔軟で柔らかいほうがいいなどと言う人がいますが、無責任に言ってもらっては困るのです。
私は、外見はさておいて頭は軟体動物のようにして生きてきました。その結果、自由と楽しさは手に入れて生きているのですが、なんと敵の多いこと、悪口の言われ放題なこと。敵が多いのも、悪口も気にしないで、常識なんかぶっ飛ばして生きています。しかし、どう贔屓目に見ても理想的な人間からは程遠いのです。野蛮人、野生児、我儘が、辞書からそのまま出てきて生きているようなものです。誰も応援はしてくれませんが。
だから、学生生徒を前にして、頭を柔らかくしなさいなどと迂闊に言えないのです。内心は、言いたくてたまらないのですが。そこで、頭の硬い学生生徒は、大人になったらハワイでホノルルマラソンでも走りなさい。そこには、あなたのルーツがある。頭の柔らかい人は、一緒に酒でも飲もうや。
矢野
