矢野先生のコラム
お忍びで
2010 年 3 月 25 日 木曜日二日前から心臓専門の榊原病院に、検査入院している。去年の夏に、心臓の一部の血管が狭くなって血流が悪くなっているので、血管を広げるステトンを入れて血流を確保する手術を行った。腕の血管からカテーテルを入れる手術であるが、一昔前ならバイパス手術という大げさなものだろう。去年の夏も、手術が終わるとすぐに草津でのバスケットボールの合宿に行っていた。
その手術の経過が良好かどうか調べるのが、今回の検査入院である。こういう入院は、出来るだけ周りに人間には知らせたくない。カッコをつけるわけではないが、入院というと大げさに捉えかなられない。それよりも、「大丈夫」「気をつけて」「お大事に」と気を使われることが、非常に煩わしい。心配されることが、自分自身に重くのしかかってくるのが嫌なのである。これは、別に弱みを見せまいと強がっているのでもない。普段から、仲のいい友には、充分に弱みは見せているから。そして、心配ないよと言うのも、何か嘘っぽいし感じがして面倒くさい。
そもそも私は、病院が大嫌いなのである。あのオキシュールの匂いや白い壁や白衣を見るだけで、気持ちが病的になるくらいだ。しかし、心臓専門の榊原病院は、そんな病院らしさがなく、まるでホテルに滞在するような感じで訪れることが出来る。去年の夏の手術後、発作など一度も出ないし、体調は凄くいい。だから心配していないだけのことで、それを確認すればいいというくらいの気持ちである。だから、検査入院とも言いたくない。入院と言っただけで、ことは大げさになる。
結果は、まずは順調であろうということだ。予想していたことではあるが、一安心である。だから、このお忍び入院も公開して、事後報告ということにしたい。タバコはちょっとと言われているが、酒や食べ物に関して制限はほとんどない。そして、運動を怠らないようにとの、厳重注意を受けた。これは、体育教師としては、心しなければならない。体育を指導しているのに、自分は動いていないでは冗談にもならない。やはり、授業では先頭に立ち、身体を動かすように心掛けなければならない。それなら、身体に無理のないナンバが一番かな。新学期が始まれば、ナンバ歩きで先頭に立とう。
その前に、来週の月曜日から一週間、千葉の白子海岸でバスケットボールの合宿である。桐朋男子校の中学生や高校生とともに、春合宿である。この合宿中も、意識して動くようにしないと、規則正しい食事だけではデブになってしまうだけだ。今回は心臓リハビリとして、ナンバ歩きの時間を確保し、しっかり歩くこともメニューに入れようと思う。
今日、これから退院だけど、非常に元気です。そして、これからも元気だろうと思います。
3月25日 矢野
