矢野先生のコラム

ナンバ歩きで世界遺産を

2009 年 10 月 14 日 水曜日

ナンバ歩きで世界遺産を歩こうという企画で、連休を利用して高野山ツアーに行ってきました。

私自身も高野山に行くのは初めてで、非常に楽しみにして行きました。高野山というのは、世界遺産に登録されていることも聞いていたのですが、なかなか行く機会のないところで、一念発起で行くことにしました。しかし、遠いこと、遠いこと、朝五時前の始発電車で出て、新幹線に乗り、高野山のケーブルで宿坊である金剛三昧院に着いたのが昼過ぎです。

一泊二日のスケジュールで、どこまで高野山を満喫できるかということでしたが、目一杯高野山と対話をしてきました。

熊野古道も歩きました。高野山の壇上伽藍、空海が修行をしたという御影堂、大門、霊宝館、金剛峰寺、徳川家霊台、奥の院など主だったところは、ほとんど見て感じてきました。

高野山全体が、杉林に覆われ聖山といわれるのは、肌で感じることが出来ます。空気が違う。霊場ともいわれているが、全体を包み込む空気が確かに違う。歩いているだけで、自分の汚れが落ちていくようだし、力が湧いてくる。今流に言えばパワースポットである。

そして、一の橋から奥の院に続く道の両脇には、天皇家から始まって武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、織田信長、豊臣秀吉その他多くの武将の供養塔があり、さながら日本の歴史が一同に蘇ってくるようであった。そして、一番奥にいまも修行を続けているという弘法大師・空海がいる奥の院がある。

私は、八百万の神は信じているが、あまり信仰心は強くない。というより、どちらかというと不精である。そんな私でも、高野山を歩いていると自然に頭を下げ手を合わせるようになる。不思議なものです。高野山は、宗教や宗派を問わずというから、誰が行っても問題はないといっている。

そして、我々が泊まった金剛三昧院の多宝塔も世界遺産に登録されている。金剛三昧院の精進料理もどんなものかと思ったが、いや想像以上で非常に満足できた。朝のお勤めのお坊さんのお経や、住職の説教も素直に入ってきた。

高野山というところは、確かに交通の便はよくない。しかし、かえってわざわざ行くということが、有り難味を増している。行くに値するだけのものは、充分に備えている。そして、高野山と対話をすることは、非常に有意義なことだと思われます。

今回は、告知も充分でないツアーだったので、知らなかった人も多いと思います。しかし、高野山は充分気に入ったので、来年もツアーを企画しようということになっています。来年は、早めにホームページで案内しますから期待しておいてください。

日本人なら、一度は行こう高野山です。

10月14日 矢野

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