矢野先生のコラム
久々の大快挙
2008 年 10 月 9 日 木曜日世の中を見回しても、元気になるようなことは少ないし、ニュースも暗いことばかり。世の中で起こっていることを、いちいち取り上げるのも馬鹿らしく思えていた。北京でのオリンピックでも、日本人はあれくらいのものかと落胆させられる。こんな中で生きていたら、日本と日本人も元気がなくなって自信を失っていく。
そんなときに大変なニュースが、立て続けに飛び込んできた。ノーベル物理学賞を三人の日本人が受賞というのである。三人の日本人が同時にノーベル賞とはと驚いていたら、ノーベル化学賞も日本人が受賞ということである。詳しいことは、新聞かニュースで見てもらったらいい。ノーベル賞といえば、オリンピックで優勝する以上の価値があるのではないだろうか。いやオリンピックと比べるのは、あまりに場違いか。
昔、湯川秀樹がノーベル賞をもらったというので、ノーベル賞というものを知った。これは、世界的なものでものすごいことだと思った記憶がある。それから、ポツポツ日本人が受賞したが、今回は今日までで四人の日本人がノーベル賞に決定した。これが喜ばずにいられようか。驚かずにいられようか。一体何が起こっているのだと、聞きたくなる。
ほんと久々に日本人て、素晴らしいじゃない、そんな日本人を出した日本て、素晴らしいじゃないと素直に思う。このあたり私は、非常に単純に出来ているので、何の疑問も考えもなくそう思う。自分がやったことでもないのに、同じ日本人として大きな拍手を送りたい。そして、こんな日本人がいる日本に、自分も一緒にいるんだと思うだけで嬉しくなるし元気になる。
世界中のどこに行っても、日本と日本人として自信を持っていたい。それは解っていたけど、ここのところ少々自信がぐらついていた。あまりに悪い面ばかりが表面に出すぎて、ひょっとして日本と日本人は駄目なんではないかと疑いかけていた。
しかし、ノーベル賞が同時に四人よ。これで自信を回復しなかったら、何で自信を回復できる。久々に、会心の笑顔で元気が出そうだ。
まぁ、このようにノー天気に世の中に振り回されるのも、いいんではないかな。こっそり言うが、実は私もノーベル賞を狙っている。それもノーベル平和賞をだ。そのうちスウェーデンから電話がかかってくるのではないかと、夜もおちおち寝てられない。なんせ、時差があるから。
9月8日 矢野
