音楽の部屋

ジャズピアニスト秋吉敏子

2006 年 11 月 15 日 水曜日

ャズピアニストの秋吉敏子が、ジャズの本場アメリカでジャズマスターを受賞した。この賞は、ジャズ界最高の賞である。

日本から、ジャズの本場アメリカに渡りジャズピアノを弾き、この30年間は自分のビッグバンドを率いてアメリカで活躍を続けてきた。野茂やイチローのようにスポーツで渡米し活躍すれば、華々しくマスコミで取り上げられる。しかし、音楽の分野では、なんと扱いの小さなことだろう。これも、まだ日本では、音楽文化が育っていないせいかもしれない。文化の育成は、短時間で出来るものではない。人々の生活の中に、自然と溶け込んでいって始めて文化と呼べる。特別扱いを受けている間は、まだとても文化とは呼べない。

そんな中、日本で文化を育成するよりも、本場に行って勝負したほうが手っ取り早い。だから、秋吉敏子もジャズの本場アメリカにわたり、アメリカを活動の拠点としているのであろう。そして、ジャズは、まだまだ日本では馴染みが薄い。頭で理解しようとするから、ジャズが難しくなる。音楽は、頭で理解するものではない。理屈で解ろうとするから、音楽は難しくなるし、音楽でなくなる。音楽は、身体で感じるものである。ジャズを聴いて、それが気持ちよければ、あなたにとってはいい音楽なのである。音楽を感じる感度を高めるには、いろんな分野の音楽をとにかく聴くことである。クラシックでも、民謡でも、演歌でもいい。自分が聴いてみて快と感じるか不快と感じるか、だけのことである。聴きもしないで「難しい」「嫌いだ」はないものである。

一人ひとりの生活の中に、自然と音楽が溶け込んでいき、音楽が当たり前に日常となれば音楽も文化となるだろう。まだまだ、分野意識が高く排他的であるから時間はかかると思うが。

一度、秋吉敏子のジャズピアノを聴いてください。

矢野

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