音楽の部屋

音楽の痛み

2006 年 2 月 18 日 土曜日

音楽の演奏家や演奏家を目指している人たちは、スポーツ選手に負けないくらい身体を酷使しいている。スポーツほど強度は強くないが、練習時間が長いのである。だから、多くの人が腱鞘炎を起こしたり、腰や肩の痛みを訴える。これを、職業病などとして片付けると、すぐに演奏できない身体になってしまう。もう少し、深く洞察しなければならない。

楽器を演奏して、身体が痛くなるというのは身体の動かし方が悪いということに気づかなければならない。身体は、痛みというサインで「身体の動かし方を変えてくれ」と訴えているのである。身体の訴えに気づき、動きを工夫するということが、身体と対話をすることである。

身体のどこかが痛くなるということは、そこに負担の掛かるような弾き方をしているのである。決してよく練習しているなどと、思い違いをしないことである。身体の一部に無理が掛かるということは、身体全体を使って弾いていないことである。また、身体の無理な使い方や無駄な使い方をしているのである。

練習を休めば痛みは引くだろうが、また練習を再開すれば痛くなるのは当然である。身体を痛めるような弾き方をしているのだから。楽器を弾くときの動きを変えない限り、同じ痛みが繰り返し襲ってくる。身体が痛くなるような弾き方をしていることを、自覚して動きを変えなければ何の解決にもならない。

音楽の演奏といっても、身体を動かしているということにもっと注目しなければならない。言い換えれば、スポーツ選手くらい、身体の動かし方を工夫するということである。どうも、そこが抜け落ちているような気がする。

自分で動きについて解からなければ、研究所で矢野か長谷川が個人カウンセリングを行なっているので、相談してください。

矢野

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