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ジュニアサッカーを指導して
2009 年 5 月 26 日 火曜日先週の土曜日に、第一サッカースポーツクラブという豊島区にあるジュニアのサッカーチームでナンバの指導を行なった。小学4年生から中学3年生までの男女であったが、大半は小学生であった。さて、小学生にナンバを指導して理解してもらえるかと、少々不安であったがナンバは自然の動きであるからすんなりといった。
まず、ジュニアのスポーツということで父兄も来るだろうと思って、父兄に対するジュニアスポーツでの親のあり方の配布資料も持っていった。そして、長谷川君に子どもたちの指導を行なってもらい、私が父兄を担当した。父兄向けには、勝利至上主義にならないようにとか親の夢を実現するのが子供ではないなど、耳に痛いようなこともかなり言った。
それというのも、スポーツだけでなく音楽でも早期教育による不幸をたくさん目にしてきたし、相談も受けてきたから、早期教育の注意点はいくら言っても言いすぎにはならないと確信している。何でもかんでも早期教育を行えば成果が上がるというのは、まったくの間違いでむしろ弊害のほうが多いと思われる。早期教育というのは、本人の意志はほとんど関係なく親がレールを敷いて尻を叩いて走らしているようなものである。それで上手くいくのは、奇跡のようなものだろう。これは3歳~4歳ではじめる音楽でも、同じような弊害が多く起こっている。
また、子どもは大人を小さくした存在ではないし、大人のトレーニングを軽くしたものを与えることも間違っている。子どもは、まったく大人とは違うのである。身体も心も成長の途上にあるし、まだ人間としての完成には程遠いのである。そして、トレーニングも子供用のものを独特に創り出して、与えなければならない。大人のトレーニングを軽くしたもの縮小したものを与えても、それは子どものとって適切なトレーニングとはならない。子どもとして扱い、子供用のトレーニングを開発しない限り上手くいかないだろう。
講習会の後半は、子どもの講習に親も合流してもらった。子どもたちは、ナンバ的な独特の動きにもすぐに適応し、目を輝かせながら取り組んでいた。ナンバ的感覚などは、感じていても表現することが出来ないかも知れないが、動きの面白さを感じていることは取り組み方から読み取れた。あっという間の一時間半であったが、子どもの中に眼を見張るほど動きがいい子がいたことは、このチームの今後の活躍が楽しみになってくる。
今後も頼まれれば、いろんな形で指導協力することを約束してわかれた。小学生相手の講習会は始めてであったが、また新しい分野でもやっていけるという確信を得たことは大きな収穫であった。
依頼があり、日程その他の条件が合えばどこにでも指導に出向きますから、ご遠慮なく。
5月25日 矢野
