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ナンバ走りを体得するトレーニング

2007 年 10 月 1 日 月曜日

我々の提唱している「ナンバ歩き」「ナンバ走り」の進化系を今DVD付の本を準備している。

新書版で「ナンバ走り」を発表してから、もう4年が経とうとしている。これまで「ナンバ歩き」も「ナンバ走り」も進化したものを、その時々の発表の機会のあった本などに載せてきた。しかし、人は一度解かったと思うと、そこで立ち止まってしまいがちである。ナンバは、解かったと思ったところがスタート地点で、そこから更なる工夫がいると言い続けてきたが、そこのところがなかなか理解されがたい。

我々のナンバ歩きは、右手右足を同時に出すなどという走りに結びつかない動きとも違うし、二軸などとロボットのようなぎこちない動きとも違う。そして、我々のナンバは、いつも進化を続けている。言い換えると、動きの精度を高めているということである。1年前、2年前のナンバとは、もう過去のものになっているナンバである。しかし、言葉でそれを説明しきることは、非常に難しい。そこで、今回はDVDの中で動きながらかなり説明した。

ナンバ歩きにしてもナンバ走りにしても、効率やスピードを求めていくと身体をどういう風に動かすかということに行き当たる。そこで、今回強調しているのは、胸郭と骨盤をいかに連動させて動かすかということである。胸郭と骨盤を平行四辺形につぶしながら連動さすことによって、身体を動かす無駄なエネルギーとなる捻れをいかに少なくするかということである。そのためのナンバ式骨体操も紹介しているし、歩きや走りのためのナンバ式運動も紹介した。

また、歩いたり走ったりするばあいの意識の置きかたについてのヒントも出した。歩いたり走ったりする場合に、ほとんどの人は着地したり蹴ったりする前に出てきた脚に意識をおいている。そうではなく、後ろになっている脚を前に運ぶことに意識を置く。後ろ脚を前に、後ろ脚を前にと意識し、前に運ぶところまで意識したら、着地とか意識せず、すぐ反対の後ろになった脚を前に運ぶように意識するのである。着地とか蹴るということは、意識しなくても十分に無意識の中で行っている。無意識で行えることを意識すると、そこにはリキミが生まれてくるし、余計なエネルギーを使うことになる。ナンバで言う踏ん張りをとるためにも、後ろ脚を前に運ぶことだけ意識するようにする。

文章で説明すると、またまた混乱してしまうかもしれない。11月の上旬に「ナンバ走りを体得するためのトレーニング」というタイトルでMCプレスから出版されるので、本を読みDVDを見ながら試してみてください。それでも解からなければ、手っ取り早く我々の講習会「ナンバ祭り」に来てもらえば、解かるまで説明します。

矢野

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