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時代劇チャンネルにナンバ走り

2009 年 10 月 19 日 月曜日

スカパーとかJ:COMとかケーブルテレビの「時代劇専門チャンネル」というのを知っているだろうか。かつてテレビで放映した古い時代劇ばかりを、一日中流しているチャンネルである。

その「時代劇専門チャンネル」から、時代劇雑学とかいう10分間のコーナーを作るという話があり、ついては飛脚や忍者たちが使っていたという「ナンバ走り」を取り上げたいといってきた。

時代劇のなかでの走りは、ナンバ走りでなくてはいけない。そして、歩きは、ナンバ歩きでなくてはならない。それは、右手右脚を同時に出すなどという、間違った情報では困る。単純に右手右脚を出すのがナンバだなどといっていたら、それは笑われてしまう。そんな不恰好な姿で、歩いたり走ったりしていたわけがない。第一、それでは走ることは出来ない。

そこで、取材を受けることにして、毎月一度桐朋学園で行っている「ナンバ祭り」に来てもらうことにした。そして、ナンバの基本から、ナンバ歩き、ナンバ走りと講習を進めるなかでフィルムをまわしてもらった。そして、後で編集すれば10分くらいの番組は作れるだろうということで進めた。そして、少し私の説明を入れ、使えるならということで長谷川くんに和風ジャージでナンバ走りを披露してもらい、おまけに居合い抜きまでも収録した。

どういう風に仕上がったのか、まだ見ていないが、放映は10月26日の月曜日から不定期に時代劇雑学として流れるらしい。

こうやって歩いていただろう、こうやって走っていただろうということが、時代劇を見るときに少しでも興味を引けばと思う。

着物を着て歩くときには、基本的には手は振らない。それが、ナンバ歩きの、一番の初歩だろう。そして、着物が着崩れないように歩くにはどうすればいいか。草履の鼻緒が切れないように歩くには、どうすればいいかということがヒントになると思う。

10月19日 矢野

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