陸上部
ジャパン・パラリンピックを間近に
2007 年 10 月 10 日 水曜日10月の19・20日に大阪の長居陸上競技場で今年のジャパン・パラリンピック大会が開催される。19日には走り幅跳び、20日には三段跳びに白井は出場予定である。今年の夏、世界陸上競技大会が開催された同じ長居競技場で行われる。競技場の改修があって、去年までとは砂場の位置が変わり助走路も変わっているのをテレビで見た。新しくなった競技場で、競技を行うのも楽しみである。
白井の状態はというと、ただいま技術の改善中である。助走のスピードを出そうと前傾を意識しすぎ、少々上体が突っ込みすぎて上手く踏み切れていなかった。そこで、助走時に少し上体を起こして走るようにしている。少し上体を起こすと、脚の振出が楽になり走りやすくなる。しかし、気をつけなければならないのは、後傾は絶対にだめである。
そして、踏切から跳躍に入っても距離を出そうとして、上体が突っ込んでいくので努力の割に距離が出ていない。そこで、踏切から跳躍に移っても上体を起こしたままで着地寸前まで持っていくように練習を行っている。技術練習というのは、ちょっとした修正を行うにしても時間のかかるもので、今度の大会でどこまで修正できているかを見るのも楽しみである。
白井と私は、来年の北京のパラリンピック大会の出場を目指して練習に取り組んでいる。しかし、北京、北京と血眼になっているわけではない。北京に出場できれば良しで、出来なければだめという取り組みではない。北京に出場するために解決しなければならない課題が山積みで、その一つ一つの課題を解決することも楽しみである。そんな小さな楽しみを味わいながら、その先に大きな楽しみがあればいいという取り組みである。
スポーツは、結果がすべてという言い方もある。それはそれで正しいが、取り組んでいる本人が結果ばかり気にしていてはやってられない。結果にたどり着くまでに、解決しなければならないことを楽しめなければならない。楽しみの延長線上でしか、続けていくという作業は難しいと思う。それがスポーツを行うことの一つの意味ではないだろうか。
大きな目標は、パラリンピックで勝負することであるが、その舞台に立つまでの楽しみというものもある。ひとつの課題を解決する楽しみを味わいながら、パラリンピックを目指していきたい。
矢野
