陸上部
ブラジル遠征 6
2007 年 8 月 15 日 水曜日三段跳びの試合が終わり一日おいての走り幅跳びの試合である。
競技会としては最終日にあたるが、この場に及んで競技開始時間を一時間繰り下げるということである。それはそれでありがたいが、いつもどおり4時過ぎに起床し、食事を摂り競技場に移動する。競技場に着いたことは曇っていたが、だんだんと晴れてきた。
三段跳びのときと同じ様な感じでウオーミングアップを行い召集場にいく。走り幅跳びの参加者は12名であった。これはなんとしてもベスト8に入り六回跳ばなければと気合を入れる。走り幅跳びや三段跳びは、最初の三回の試技で上位8名を決め、上位8名のみが残り三回の試技を許される。
走り幅跳びのピットの入り選手紹介が終わり、試技順が一番目となった。最初の跳躍者というプレッシャーなどは何もないが、一回目の試技は慎重に跳ばなければと臨む。
一回目の試技は5m12で、記録的には満足できないがファールもなく無事に始まった。二回目三回目の試技も助走が曲がりながらも修正し何とか記録を残すも、記録は伸びず三回の試技終了時で5m12で、八番目の記録でかろうじてベスト8に残る。ベスト8に残り5m18、5m23と記録を伸ばしたが、結局8位で競技終了。
白井の跳躍技術は、参加12名中どうみても一番ヘタであった。走り幅跳びの技術練習不足ということもあるが、助走スピードに負けている。白井は助走スピードはあるが、そのスピードに負けて踏み切れないようである。しかし、助走スピードを落として踏み切っても、記録的には今より跳べるにしてもそれ以上の伸びは望めない。
今後の課題としては、今の助走スピードで踏み切れるようにしなければならない。それと、三段跳びと走り幅跳びとの技術の違いに戸惑っているので、この切り替えをうまくやれるようにしなければならない。
初めて走り幅跳びで世界と闘ってベスト8に残れたのは収穫であったが、まだまだ解決しなければならない課題も浮き彫りにされた。それと、三段跳びで闘った世界の仲間たちが、ほとんど走り幅跳びも兼ねているということも分かった。これから白井も、三段跳びと走り幅跳びをバランスよくこなしていくようにしなければならない。
三段跳びと走り幅跳びの競技を終えて、北京パラリンピック大会のA標準は突破できなかったが両種目ともベスト8で闘えたことは世界のレベルに達しているということだろう。これから練習で課題を解決していけば、順位を上げていける手ごたえも得た。
やはり日本でだけ競技をしていれば見えないことも、世界に出てくれば確認できる。こういう世界と闘えるチャンスがあれば、積極的に参加しようと思う。そして、ブラジルでは現地への適応の仕方、競技会への適応の仕方も成果が上がったと思う。ブラジル遠征は、大きな成果を持って終わった。
矢野
